

Atsushi Nakatsugawa
May 13, 2026
1 min read
Now the agent moves firstの意訳です。
時刻は午前3時47分。Datadogが決済サービスの異常を通知します。 #prod-alerts チャンネルにアラートが投稿され、オンコールのエンジニアはそれを確認し、手順書を開き、ダッシュボードを確認し、直近のデプロイを調べ、先週の火曜日にも書いたような「いま起きていること」の投稿を書き始めます。
その前の週の火曜日にも、同じことを書いたかもしれません。
Slackのアラートが鳴ったあとに行われる対応の多くは、ほとんど決まった手順です。アラートを読み、本当に問題が起きているかを判断し、関連情報を集め、次に取るべき対応をスレッドに返信する。
これまでのCodeRabbit Agent for SlackのAutomationsは、時刻ベースで動かすことができました。数分おき、毎時、毎日、毎週といった形です。「毎週月曜日に先週リリースされた変更をまとめる」といった用途には適していました。一方で、インシデント、デプロイ、顧客からの問い合わせのように、決まった時刻には起こらない実際の運用イベントには、必ずしも適合しませんでした。
何かが起きて、誰かが反応する。多くのインシデント対応はそうやって進みます。であれば、エージェントも同じように動くべきです。
Triggersは、条件に一致するイベントが届いた瞬間に、CodeRabbit Agent for Slackを起動するルールです。
スケジュール実行を待つのではなく、チャンネルへの新しいアラート、Datadogのイベント、PagerDutyのインシデントなど、実際に何かが起きたタイミングでエージェントが起動します。そして、事前に設定した調査内容や対応、次の手順を、イベントが発生したスレッドにそのまま返信します。
トリガーは、CodeRabbit Agent Webアプリ内のAutomationsページに新しく追加されたTriggersタブから作成・管理できます。
すべてのトリガーは、次の4つの要素で構成されています。
現時点では、2種類のソースを設定できます。
Slackチャンネルメッセージのトリガーは、指定したチャンネルに投稿された新しいトップレベルメッセージを監視し、ルールに一致するメッセージが投稿されるたびに起動します。
新しいアラート、キューの状態通知、デプロイ通知、顧客からのエスカレーションなど、同じ種類のメッセージが繰り返し届き、そのたびに人が似た対応をしている運用イベントに対して、CodeRabbitに反応してほしいときに使います。
マッチング条件として、以下を指定できます。
注意しておきたい制約が2つあります。
これらには今すぐ実行ボタンはありません。テストするには、許可リストに含まれるボットやアプリから、条件に一致するメッセージをチャンネルに投稿してください。
ある信頼性チームは、#prod-alertsに投稿される新しいDatadogアラートを、CodeRabbit Agent for Slackに調査させたいと考えていました。エンジニアはCodeRabbitに、Datadogボットからの新規チャンネルメッセージを監視し、それぞれのアラートが本当に問題を示しているかを判断したうえで、次に取るべき対応を返信するトリガーの保存を依頼します。
それ以降、#prod-alertsに条件と一致するアラートが届くたびに、エージェントがスレッドで返信します。トリガーはそのチャンネル内でのみ動作し、条件に一致するメッセージが届いたときだけ起動します。
Triggersは、ボットとしてSlackに投稿しないサービス向けに、受信用のWebhookにも対応しています。対応プロバイダーにはDatadog、PagerDuty、Pylon、Custom webhookが含まれます。
Webhookトリガーを保存すると、CodeRabbitがWebhook URL、必要なヘッダー、サンプルペイロードを提示します。これにより、イベント発生元のサービスを数分で接続するために必要な情報がそろいます。
Webhookイベントは、次のいずれかで判定できます。
どのルールにも一致しないイベントは自動的に破棄されるため、意図しない起動を防げます。
@coderabbitに続けて入力するときと同じ書き方です
トリガーは即座に有効になります。他のオートメーションと同様に、設定されたチャンネルに適用されるスコープのもとで動作します。そのため、そのチャンネルに許可されたリポジトリ、接続、利用上限の範囲内でしか動きません。
ワークスペース管理者はすべてのトリガーを閲覧・管理できます。それ以外のユーザーは、自分が作成したトリガーのみを閲覧・管理できます。メッセージで起動するオートメーションは手動実行できません。テストするには、チャンネルに条件と一致するメッセージを投稿してください。
Automationsページでは実行履歴も確認できます。スレッドレビューへのリンクから、エージェントが誰のために何をしたのか、また何分のエージェントタイムを消費したのかを正確に確認できます。
Triggersは現在、ご利用中のCodeRabbit Agent for SlackワークスペースのAutomationsページから利用できます。
CodeRabbit Agentがはじめての方は、CodeRabbit Agentから始めてください。新規のお客様には、ユーザーあたり50ドル分の無料エージェントタイムが付与されます。
午前3時に同じアラートでチャンネルが起こされたら、トリガーを保存して、あとはエージェントに任せましょう。